四国別格20番霊場参り
一生に一度はお参りしてみたかった「四国遍路」仙台から出発できます
人数は6人くらいでゆっくり参ります。
宗派を問わず、信仰心がなくても「お四国」の温かい人達と出会い、大自然に包まれることが大切です。
「逢いたい人に逢える旅です。」
◆四国別格二十霊場とは?
四国八十八ヶ所霊場は、あまりにも有名ですが。別格二十霊場は意外に知られていません。八十八ヶ所と二十ヶ所を足して一〇八。数珠の玉も百八珠、人間の煩悩の数も百八つ、両方の霊場をお参りして満願成就ということになります。煩悩が払えると言われています。別格二十霊場はお大師様と特別ご縁のある寺院で、四国八十八ヶ所の奥の院となっているお寺や、番外札所としては高名なお寺だったり、別格本山又は、準別格本山の寺であったりします。
◆例えば、
洞窟の中で修行を行う「穴禅定」がある2番慈眼寺、鯖にまつわる伝説が残る4番鯖大師本坊、大師が橋の下で野宿したと伝わる8番十夜ケ橋、四国遍路開祖の「衛門三郎」ゆかりの9番文殊院、愛媛県有数の紅葉の名所10番興隆寺、弘法大師お手植えの松「いざり松」の12番延命寺、金毘羅山の奥の院15番箸蔵寺、わずか3か月で難工事の「満濃池」を完成17番神野寺、弘法大師産屋跡が18番海岸寺など数々の足跡、法縁があります。
◆別格二十霊場なら1回5日間で結願できます。
八十八ヶ所は1回で結願までとなると、最低でも12日はかかります。さすがに普通の旅行とは違うお遍路さんを初めて体験するだけでも大変なのに、知らない人と寝るまで一緒ではちょと無理があります。4泊5日で結願できる別格参りを経験して頂き、ご希望があればその次、八十八ヶ所参りになさればよいと思います。
◆ジャンボタクシーでまわります。
門前近くまで移動でき歩く負担が大幅に削減され足腰に自信が無い方でも楽に巡れます!公認先達資格を持つドライバーがご一緒します。仙台からは添乗員がお供します。
◆四国遍路のお参りの御支度は
《菅笠》お寺の山門で脱帽して一礼しますが、菅笠をかぶったまま一礼してお寺へ入れます。読経しているときでも、菅笠ならそのままお参りできます。日除け、雨除けとしても便利です | |
《輪袈裟》僧侶の袈裟を略式化したもので、お参りの正装具。トイレ・食事の時は外します | |
《白衣》白装束のことです。お遍路中にどこで息絶えても成仏できるように死に装束を着ています。巡礼の決意を表すものです。 | |
《金剛杖》杖は遍路を導く弘法大師の化身といわれる大切な道具。取り扱いには心を込めて自分より先に杖の先を洗い、丁寧に拭き床の間に置いて合掌する。弘法大師が橋の下で野宿したことがあり、杖の音で大師の眠りを妨げてはならないと、橋の上では杖はつかない。 | |
《頭陀袋(ずたぶくろ)》サンヤ袋ともいいます。お参りの時はこの袋を持ちます。「同行二人(どうぎょうににん)」と書かれていまか。 | |
《数珠》本来は真言を数えるための法具。108珠のものが一般的ですが、片手念珠でも良いです。 | |
◆四国遍路の遍路用品(Ⅱ)
《蝋燭・ライター》本堂や大師堂にお供えします。他の参拝者のローソクから火をもらうのは、その人の業をもらうことになるといわれていますので自分で火をつけましょう。お寺で種火があれば使えます。ローソクの底に穴が開いている5㎝~8㎝程度の小さいタイプで十分です。 |
《線香》本堂や大師堂にお供えします。本数は1回の参拝につき「身・口・意」の三密を表す3本が一般的です。 本堂・大師堂それぞれ3本ずつ必要です。 |
《納札(おさめふだ)》本堂、大師堂の2ヶ所の納札箱に納める白いお札です。出発前に予め、納札に自分の住所、名前、願い事を書きます。お接待のお礼に渡すこともあります。納札の色は結願の回数によって異なります。 ◎白=4回以下 緑=5回以上・・・・・金=50回以上 錦=100回以上 |
《教本》お経が書かれ本です。本堂や大師堂でお経を唱える際は暗記していたとしても教本を見て唱えることが基本といわれています。 |
◆四国遍路の遍路用品(Ⅲ)
《雨具》雨が降ってもお参りはします。傘を持って読経はできませんから、カッパは必需品です。(ポンチョでも可) | |
《履きなれた靴》なるべく軽く、やわらかい靴。サイズの合う靴が重要です。 | |
《お賽銭》本堂、大師堂へ納めます。 お参りするお寺の数の2倍(本堂・大師堂)のお賽銭を用意してください。 |
◆四国遍路の納経(用品代)
《白衣》道中衣と納経用(判衣)は別に必要です。冥土へ旅立つ晴れ着として自身もしくは身内の死後にお棺に入れる方も多いです。 | |
《納経帳》B5サイズのものが一般的です。納経帳は「極楽浄土のパスポート」として一般に広く理解され、自身の死後にお棺に入れてほしいと希望される方が多いです。 | |
《掛け軸》八十八ケ所のご本尊様が描かれている上に宝印を頂きます。真ん中の弘法大師様は高野山奥の院での納経となります。 |
◆四国遍路の納経(納経代)
《白衣》 1ケ寺 200円 | |
《納経帳》1ケ寺 300円 | |
《掛け軸》1ケ寺 500円 |