角田で旬のねぎ収穫体験と歴史探訪

栄養満点な土で育ったおいしい「角田のねぎ」をご自分で採ってみませんか?
畑での「ネギ焼」でおいしさ実感!!  そして、地元野菜を使った料理に舌鼓♬

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◆角田のねぎまつり

角田市・島田では、数年前からねぎ栽培をスタート。同時に始まった「ねぎまつり」は角田の秋を彩るイベントとして人気です。

角田市島田の直売所、舘島田ふれあい広場で「ねぎまつり」が開催されています。なんと1袋ねぎの詰め放題ができますよ!

採れたてねぎを焼いた熱々の「焼きねぎ」は、甘くて絶品!芋煮も無料で振る舞われています。

◆勝楽山高蔵寺

高蔵寺阿弥陀堂は宮城県最古の木造建築で、平安時代の治承元年(西暦1177年)の建立と伝えられます。平安時代の建造物は、現在全国で26か所しか残っておらず、東北地方では、平泉の中尊寺金色堂、福島県白水の願成寺阿弥陀堂とともに現存する数少ない貴重な文化遺産です。

 この阿弥陀堂は、昭和25年には堂内に安置された阿弥陀如来坐像とともに、重要文化財に指定されています

◆◆阿弥陀如来坐像

像高2m70cmですが、背後の飛雲光背を合わせると全高5m18cmにもなる巨大な像です。現在はほとんど漆黒色ですが、昔は金色に光輝いていたものといわれています。一部の補修箇所はありますが、当時の姿のまま800年の歴史を今に伝えるとともに、全国各地から信仰を集めています。

 

◆道の駅かくだ(お買い物)♬

角田の観光・農業・商業振興を目的に平成30年にオープン。地元の農産物をはじめ、オリジナルソフトクリーム(角田丸森産牛乳)が東北3位に選ばれました!

◆臥竜山 福應寺 むかでの絵馬館

なぜ「むかで」が絵馬になったのか?

福應寺の境内には、毘沙門天像、吉祥天女像、善尼童子の三尊像を祀る毘沙門堂があります。毘沙門堂は正徳4年(1714年)の建立とされ、この毘沙門天の使いが「むかで」とされています。また、むかでは古くは「商売繁盛」「戦勝」など、縁起の良い生きものとされていました。
福應寺がある角田市東根地区周辺の養蚕農家にとって、大切な蚕を食べてしまうネズミが天敵でしたが、「ネズミはむかでを嫌う」と言われていたことから、蚕を守るため毘沙門天の信仰とともに、むかでが「蚕の守り神」のような存在になっていったと考えられています。
毘沙門堂の奉納養蚕信仰絵馬が、重要有形民俗文化財に指定された大きな理由のひとつは、「むかで」と「蚕」と「毘沙門天」という3つの要素が一体となって、「絵馬を奉納する」という行動となり、全国でもきわめて珍しい信仰と生産との関係性が認められたことにあります。